凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

本番直前の感覚を日々の生活のなかへ持ちこめないかという幻想

暗い部屋、疲れた頭、風呂上りの体。夜10時30分。ライフワークと心に決めたプロジェクトの検討会は、大抵火曜日だ。

幻想ギネコクラシー 1

毎回、この時の気持ちを持ち続けたいと思う。プレゼン前ギリギリのヒリヒリとするけれど、猛スピードで進んでいる感覚。アドレナリンがでて、「この感じがズットあればもっと良い仕事ができる」というこの感覚。

でも、それもきっと幻想なんだ。

そういう「やる気」という魔法の鍵が欲しいんだ。それさえ持っていればどんな扉も開けられる魔法の鍵を手に入れて、悩みなく頑張れる人になりたいんだ。

けれど、そんな「やる気」を持った人間に「成る」ことなど永遠にない。

どんなに自分は強いと思い描いても、目の前のどうなるかわからない選択肢は怖いし、先延ばしにしたい欲求には苛まれ続ける。僕らがやらやくちゃいけないのは、切迫した状況の「ハイ」な状態を手に入れることではなくて、不快感やガッカリするかもしれないリスク、疲れてダメになっちゃいそうな恐れをもったまま、勇気を振り絞り続けることだろう。

不安はなくならないし、人生は自分の思ったとおりにならず、期待はずれに終わることもある。

けれど。それでも生きてゆける。