凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

人生は、延長戦を走り抜けること

僕たちは皆生き残ってきて、いつか試合を終えることになる。例え負けたとしても、そこには試合が確かにあったんだ。

一つのエントリがとても心に残った。 きょうクリいんちょうブログ : 僕の死生観 きょうクリいんちょうブログ : 僕の死生観

誰だって「死んでしまうかもしれなかった」という瞬間を持っている。事故にあったり、自分を追い込んだり、滑って転んだり、失恋、裏切り、スポーツ、仕事、産まれてくる瞬間すら、そうかもしれない。そういう意味では、僕らが生きているのは、余命で、オマケや延長戦のような物かもしれない。

人生は作品のようにはいかない。いつのタイミングであっても、死は唐突で、想定外で、慣れない物だ。人生の幕は、誰にとっても途中で降りてしまう。

死は、日常的な意味で、僕を掴んで離さない。これまでにも、どこかで救いを求めるようにBlogを書いてきたのかもしれない。そして、いくつかの大切な手触りを感じることができた。

いとなみはすべて「死」のために いとなみはすべて「死」のために

岸本英夫『死を見つめる心』がスゴイ 岸本英夫『死を見つめる心』がスゴイ </spa

幸いにも、たくさん楽しい延長戦を見ることができた、例え負けてしまっても、走り抜けてくれたことに、全力で拍手を送りたいゲームが心に焼き付いている。

昔は、延長戦でひいきにしているチームが負けると損したような気分になっていた。こんなことなら、延長戦なんてなくて、さっさと負けてしまった方が良かった、と。

でも今は違う。

つまらないゲームですら納得できるようになったのは、歳をとったということなんだろう。なりふり構わず戦って良いことも悪いことも起こる試合は確かに行われていたんだ。喜怒哀楽と熱気が心地よい。それを楽しめる観客であり、プレイヤーでありたい。

残りのプレー時間はどのくらいだろう?いつ笛が吹かれるかわからない。それでも走る。走るんだ。


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