凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

Kindleストアに名著が堂々の登場!

Kindleは非常に便利なのですが、中々読みたい本がKindle化されずに、未だ充実した品揃えとはいえない状況です。しかし、この度、木下是雄の「レポートの組み立て方」がリリースされました。

レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫)

木下是雄「レポートの組み立て方」

この本は、理系の作文技術で有名な木下是雄が大学生向けに、どうレポートを作成するかを書いたものです。情報をどのように集め、それを客観的に表現するかという指摘は、レポートだけでなくビジネス文書やブログなど、本当に幅広く応用できる良書です。

明快な文章の第1の条件は、文章全体が論理的な順序に従って組み立てられていること、論理の流れが自然で、一つの文と次の文とがどういう関係にあるか即座にわかることである。第2の条件は一つ一つの文が正確に書いてあって、文の中のことばとことばの対応がきちんとしていることだ。
必要な要素はもれなく書かなければならない。必要ギリギリの要素は何々かを洗いだし、それだけを、切りつめた表現で書く。一語一語が欠くべからざる役割を負っていて、一語を削れば必要な情報がそれだけ不足になる――そういうふうに書くのが、レポート文章の理想だ。
本質的な問題は文を頭から読み下してそのまま理解できるかどうかであって、読みかえさなくてもすらっと文意が通じるように書けてさえいれば、字数にこだわることはないと思う。

上記のように“文章を書く”ことに対する著者の厳格が、本書の全般にわたって反映されています。そして、初学者(大学一年生)にも理解しやすいように平易な文章で、『具体的にどうすればよいのか』ということが記述されているのです。

本書が、Kindleでは、700円で読むことができます。「Kindleの端末は買ったけど、何読んでいいかわかんない」という方がいれば是非ダウンロードしてみてください!本当に損をしない一冊です。