凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

ブログは他者に公開する脳である

ブログは公開する脳である。そのままでは、人から見えない自分の中を、Webの上に広げる。


奇跡の脳: 脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)


それは単にそこにあるものを晒すというだけではない。考えている段階ではぼんやりしているイメージが、公開を前提にして綴っていく過程で、明確な形になる。


自分のフィルターを通して世界を見てアウトプットする。


自分が知りたいことを調べてエントリーにまとめる。文字おこしエントリー、書評エントリーでも自分の好きな人、作品を取り上げるし、その行為事態が楽しい。自分の感覚、違和感を掘り下げる場になる。


自分の使うツール、インターネットとの付き合い方、出会った物に感じたこと、人とのやり取り。それらが残り、自分の内にしまっていたときには思いもよらなかった関連が、公開を前提にしたとたんダイナミックに姿を現し、形を変え、エントリを構成する。


このブログも、その意味でテーマを決めずに書き始めたことが良かった。こんなブログになるとは良くも悪くも思ってなかった。旅に出た先に待っている人がいるように、ブログがあったから、想像していなかった事に気づき、予定とは違う場所にたって、心が驚きと変化を知ることが出来た。あなたが、わたしの足を動かし、歩かせてくれた。

この脳は、ウェブの中に少しの時間ひろがって、やがて止まり、webその物もいつかは消えるのだろう。そこに、少しでも傷跡として残ったのであれば、ブログを書く意味はあるのだ。