凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

女性のもっとも魅力的な表情


女優やモデルのような素敵な笑顔に憧れたことはありませんか?…テレビや映画などで活躍している女優やモデルも、美しい笑顔を保つために努力をしています。 …1日5分のトレーニングを毎日続ければ、素敵な笑顔が手に入ります!
笑顔の作り方トレーニング

という事らしいんですが、私は全くピンときません。むしろ、わたくし「うわっつらのあざとさに引くんだろうな〜」と感じた所存にあります。今日のエントリーを書こうと思ったのは、東京事変のキラーチューンのPVを見たから。

東京事変 キラーチューン 歌詞 - 歌ネット
PVでは土砂降りの中、椎名林檎が笑顔で町を闊歩する。2分19秒からのその表情変化にグっと胸を鷲掴みにされた。


自分の気持ちが揺さぶられるのは「感情」なんだな、と思います。

いま29歳、思春期の自分からすればオッサンの年齢です。屈託のない笑顔も好きなんだけれど、そんなにキレイで純度が高くなくても大切に出来るようになってきたと思うのです。

図形として良し悪しでは、もうないような気がします。年々、人が好きになっていく。それは、性善説や博愛主義ではなくって、愚かでずるくて自分勝手で、でもそれが愛おしいと感じられるようになってきました。

やりとりや、日常を歩いていて、どうしようもなくやってくるさまざまな出来事。望んでないのに立ちはだかる壁や、不幸に思える出来事は不可避的にあらわれます。
けれど、そこで見える表情がとても大切に思える。とても好きです。





土砂降りの中、普通にしていればカオが曇る状況で笑顔を作り、その笑顔が崩れて泣き顔に変わる様。
こんな風に僕らは、自分の気持ちを隠したり裏腹な表情を浮かべたり、でも我慢できずに、表面張力でひたひたになった水がコップから溢れるように泣いたりします。





最高の笑顔   なんて、静的で決定的な物が例えあったとしても、それを選択したくない。日常の中でぐだぐだ余計なことを考えたり、無駄に傷ついたりする中での変化やプロセスのほうを選びたい。


それは、キレイじゃないかもしれないし、純粋じゃないかもしれない。
それでも、感情の動きを止めようと思っても止まらず、笑ったり、泣きだしたり、奥歯を噛み締めたり。そんなことが、美しいと思うのです。