凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

旅先で美味いお店を教えてもらう質問

伊集院光が、「のはなし にぶんのいち 〜キジの巻〜」 に記していたことです。旅行をしたときに、雑誌に載っている有名店ではなくて、地元の人がいく美味いお店を聞き出す質問の仕方を紹介されています。


のはなし にぶんのいち~キジの巻~ (宝島社文庫 C い 6-2)
伊集院 光
宝島社
売り上げランキング: 179
おすすめ度の平均: 5.0
5 1人
5 まさかの
5 意外と、大事なことを思い出させてくれるすごくいい本。
5 待望の


その質問とは、

「おじさんが給料日後とか競馬で当てた日とかちょっと奮発する時に行く魚の美味い店ってどこ?」


というものです。すごくシンプルですが、丁度良い要素が含まれた質問です。


「ちょっと奮発」・・・日常的に食べる安いだけの店、ファーストフードなどを回避する
「魚の」・・・カテゴリーの限定


たったこれだけの質問でも、失敗せずにお店を選ぶことができます。
また、お店の中でも美味しいものにありつくためのコミュニケーション方法についてのエピソードもでてきます(おばさんが働いていた場合)。

「お姉さん!」「沼津は初めてなんですけどおすすめは何?」
『桜エビのかき揚げ丼』
「お姉さん!ほかに単品だと何が美味しいかな?」
『なめろうおいしいよ』
「じゃあお姉さん、なめろうも」


おばさんに、お姉さんと声をかけるだけで俄然テンションがあがり、親切に答えてくれるようです。極めつけは、お土産を見つける時の質問です。

「東京の知り合いに干物を送ったりする時にはどこで買う?」


ここでも、単に聞くのではなく、一旦、聴かれる側の人間に自分にひきつけて考えてもらう。その工程が入っているので、「自分ならアレだ」と一般的でなくとも質の良いお土産をゲットできるのです。
こういう旅のTipsは好きです。「のはなし」には、その他にも多くの興味深いエピソードが載っていました。非常におもしろかったので、ぜひ手に取ってみてください。


のはなし にぶんのいち~イヌの巻~ (宝島社文庫 C い 6-1)
伊集院 光
宝島社
売り上げランキング: 186
おすすめ度の平均: 5.0
5 満足の一冊
5 おもしろ
5 文庫版エッセイでこの面白さはすごい。