凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

腹をくくる方法論

締め切りぎりぎりになって、猛スピードで仕事をこなすことはないですか?そういう時、人は腹をくくっています。仕事を先延ばしにするときと、腹をくくるときではどう違うのでしょう?本エントリーでは、腹をくくる方法について考察します。

先延ばしと、ギリギリの集中力

日々の仕事や、作業、試験勉強など、納期や締め切りに迫られる機会は数多くあります。そして、多くの人が、デッドラインが設定してあるにもかかわらず、「今日は無理でも、あと1カ月ある」「あと1週間」「あと3日ある」「コーヒーを飲んでから」と仕事・勉強を先延ばしにしていき、自分の首を絞めていきます。そして、「あーはやくやっときゃよかった」「なんて自分は愚かなんだろう」と後悔をして、「ミスしたらどうなるんだろう?」「怒られるんじゃないか?」「もうだめなんじゃないか?」と不安を抱きます。もう気分は最悪・・・。
しかし、本当追い込まれてから、人間は力を発揮することもあります。
「やるしかない」そう腹をくくれた場合、一心不乱に作業に邁進することができます。リミットまで、ただひたすらに、作業作業作業作業。追い込まれた時の集中力は、相当なものです。
そうして、どーにかこーにか仕事をやり遂げて思うのです。「次こそは早めに取り掛かろう」と。


なぜ、ポテンシャルがあるのに早めに取り掛かれないのでしょう。

腹をくくるということ

では、追い込まれる前と、腹をくくった状況では、一体どこがどのように違うのでしょうか?一般に、仕事が進まない時には、仕事から逃げていると評価されるものです。しかし、追い込まれる前の状況では、十分な量の仕事をこなしてはいませんが、完全に仕事から逃げているわけではありません。大抵が、仕事と向き合おうと思ったあとに、「あとからやろう」「明日やろう」と先延ばしにしたり、仕事の前に休憩をしてみたり、ちょっと仕事に取り組むんだけれど、長い時間やりとおする事が出来ないのです。
腹が括れていない時の心もちはどんなものか?一言でいうと「ふわふわ」しているんです。もう少しわかりやすく言うと、方向性が決まっていないのです。そして、仕事をする時の目標の成分の多くが「失敗をしないこと」「おこられないこと」「効率悪い状況で作業をしないこと」になってしまっています。「やんなきゃいけないんだよなぁ」という感じなんです。つまり頭で分かっていても、仕事に集中して取り組む状態ではないのです。地に足が着いてない状態です。
最悪な状況を回避することのために仕事する部分が大きく、成果を出すという結果を目指していないのです。
それでは、腹が括れているときはどうか?追い込まれ、窮地に立たされたときには、もう「やる」ことしかそこには無いんです。迷う余地がなく、ただただ、手を動かしてる状態。効率の良いやり方などはどうでも好くって、やりきることを目標にしている。ここに違いがあります。

方法

では、どうするかを、追い込まれた時の状況から考えてみましょう。追い込まれてから腹をくくるまでのプロセスは以下のようなものです。
・リミットが本当にギリギリに迫る。
・のたうちまわる程の苦悩を感じる
・最悪の状況と向き合う(自分がどうなってしまうのかを想像する)
・最悪の状況が起こることはあり得ると認める
・現状からでは、完成させるという基準までしか到達できないと悟る
・その作業のみに集中をする
・それを持続する(休憩を入れない)
これらのプロセスは、のたうちまわるくらいの気持ちで、しっかりと最悪の状況を考えた結果、そして、すごくいの痛くなる思いで、最悪の状況は起こりえると受け入れる 中で、形づくられていきます。例え、完璧なクオリティでなくても、失敗するかもしれないけれど、そうであっても自分は何をすべきかを決める。そうして、ただひたすらにそれを、始めてやり続けるのです。
それは、頭で何となく思い描くだけではダメです(字ずらだけで「○○になってもいいや〜」と言葉にするだけなら簡単)。「のたうちまわるくらいの生々しいレベルで」、
1.最悪の状況を体験すること
2.最悪の事態を受け入れること

この2点を実行することによって、腹をくくることができます。そして、追い込まれたときの地に足の着いた作業を実行することができるのです。結局くるしんだ結果でしかあのパフォーマンスは得られない。これは、ある種残酷なことなのだと思います。ただ、同じくるしむんだったら自分をより生かせる良いくるしみ方をしていきましょう!


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