凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

死ぬまでにできる1つのこと。身近な人との接し方。

タモリの「エチカの鏡」の『死ぬときに後悔すること25』を見たのですが、25個って結構多かったのでこのブログでは簡単に1つの代替案を提示して置きましょう!それは、


今の自然な接し方を、そのまま、少しだけ分かりやすくして伝え続けることです。


死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
大津 秀一
致知出版社
売り上げランキング: 6
おすすめ度の平均: 4.0
4 参考になりました
4 後悔しながら死んでいくのも人生か
4 若い著者が体験を重ね死を意識する年齢で書いたものを読みたい
3 死生観についての共感
4 感謝された


自分の生き方を25個も変えなきゃいけないのか?

死ぬ前に、後悔する25個のことを実践できたら満足して旅立てるんでしょうか?いや、あの先生は素晴らしいと思うし良いことがいっぱい放送されてたと思うんですけれど、それでもヤッパリ自分は死ぬ前にはジタバタ不安になって、無理矢理自分を納得させながら死でくんだろうと思います。だって、死ってやっぱり怖いんだもん。もういい歳こいたオッサンだけどリアルに死ぬことを想像すると、もう「ウワー」ってなっちゃいます。自己の消失を想像することって本当に苦痛です。結局のところ25個変えようが何しようが後悔も恐怖もあるんだろうと思います。

今のまんまでも良いんじゃないかな?

出不精で、シャイボーイな私としては25個の項目を実践しようと思ったら、相当に自分を変えなくちゃなんない。もはや、自分ではないくらいアクティブに。でも、その必要性ってどのくらいあるんでしょうか?例えば、あなたが今死んだとしたら、あなたは自分の人生をどう評価します?私はあまり期待をしてないせいか、6:4くらいでまぁ幸せだったかなと思う。ぶっちゃけダメな人生なんて決められないわけだから、事故死でも、病気でも、殺されても、中絶されても、その人が一瞬であってもこの世に生を受けたことは稀少なことで全肯定して良いと思うんですよね。
ちょっと話はそれたけれど、要は今のままでもありなんじゃないかと思うんです。ただ1つ注意できたら良いなと思うことをあるドラマの中で大杉漣が語ってます。

僕の生きる道 大杉漣の演技より

このドラマは、全裸になったメンバーや、元夫の方がちょっとアレだった人など豪華キャストでフジサンケイグループによって作られました。以降の続編はあまり好きではないのですが、このドラマは気に入って見てました。その一節で、矢田亜希子と大杉蓮の娘と父の会話の場面があります。


娘:「お父さん、お母さんと結婚してよかった?」
       (中略)
父:「そりゃ、お母さんと結婚してよかったと思っているけど・・・どうしてそんなこと聞くの?」
娘:「ほら、お母さんこんなに早く死んじゃうとは思ってなかったでしょ。」
       (中略)
父:「死ぬと分かってたらもっと色々としてあげたんだけど・・・」
娘:「何をしてあげたかった?」
父:「特別なことっていうより当たり前のことかなあ。例えば作ってくれた御飯が美味しかったら美味しいって言ってあげるとかさ。」

ドラマを見ていた時には、目から鱗でした。私たちは何処か人生に欠けている部分があるのではないかと思っていますし、完成された人生のゴールがいまとは違うどこか別の方法の中にあるのではないかと夢見ています。でも、ゴールは今、この場所にもあるのかもしれません。日々の暮らしが自分の命そのものであり、それは輝いていないのかもしれないけれど血がかよっています。今の自分に惹かれてくれた相手がいて、パートナーの過去も含めて好意を持っているのならば、全く違った自分になる必要なんてないんじゃないでしょうか。日々の自分を、ただ少しだけ多く、相手に伝わるように接すれば、きっと人生の味わいを深められると思うんです。


僕の生きる道 DVD-BOX (デジパック仕様セット)
ビクターエンタテインメント (2003-06-27)
売り上げランキング: 3961