凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

キャラや芸能人を好きになること。

 芸能人、アイドル、アニメ登場人物、ヒーロー、書籍の登場人物などを好きになった経験は、多くの人にある(と管理人は思う)。生身の人間を好きになった経験も、多くの人にある(と思う)。“好き”という状態は一緒だとして、対象としての「キャラクター」と「生身の人間」は、どんな風に違うんだろうとふと思った。

 生身ではない対象と、生身の人間の異性の一番の違い。それを、考えてみると「わけのわからなさ」ではないかな?と思う。

 作り手がどれだけ力を込めてキャラクターを描こうとしても、カメラマンが様々な角度から人を切り取ろうとしても、生身で触れ合った時の「わけのわからなさ」を、キャラクターやTVの中の芸能人は持たない。結局、キャラクターは作られたものであり、カメラを通して触れるものはその人の一部でしかない。

 生身の人間は、どれだけ一緒にいたとしても究極的には「わかんない」存在であるし、こちらの予測を簡単に裏切る。そうなった時に、幻滅したり、悲しくなったり、いろいろと煩わしい。生身の人間には、「裏切られたという感じ」や、「ある種の恐さ」がつきまとうとも言える。

 この「わけのわからなさ」含みで好きになるのか?ならないのか?という所が、キャラクターのみを好きになるか?生身の人のみを好きになるか?それとも両方好きになるのか?の違いではないかな?とおもう。



 注)このエントリーは、あくまで違いを考察したいだけで、良し悪し・是非などを問うつもりは全くないです。好きになるという行為自体も、相手を完全に理解して云々ということではないですし、生身の人間に恋するまえに、作られた対象というものは必要だったり・便利だったりすると思います。