凹レンズログ

くりかえす生活の雑感。まとまらぬままに。

「ため息をすると幸せが逃げる」のか?

 「ため息をすると幸せが逃げる」


 こういった昔からの言い伝え?諺?よく言われる表現?って結構ある。これらは、戦略的に考えられている様な意図が垣間見られて非常に面白い。
 たとえば「夜につめを切ると親の死に目に会えない」なんてことが、オレの実家の地域では言われますが、これも夜間の薄暗い時につめを切って怪我しないように、“親の死に目〜”という呪文を後付けし、ルール化していると考えられる。
 ではでは、「ため息をすると幸せが逃げる」ってのは? 
 まさか、ため息から妙な化学成分が発生して、幸せを破壊していくということでもないだろう。
 おそらくは、ため息が出るような状態で物事に取り組むことの効率の悪さを懸念してのことだろう。ため息が出る場面を想像すると、疲労や不安、後悔を持っていて、それが気になっている人の姿が思い浮かぶ。疲労感・不安感に心が囚われていると、効率よく作業することはキット困難。そうではなく、自分の置かれた状態をとりあえずは受け入れて、目の前の仕事に集中したり、作業を工夫するような時には、ため息はでないもの。ひた向きに、楽しみながら頑張っていれば、幸せになれる可能性は高い(もしくは、昔は高かった)。


 「ため息を吐くのをやめて、目の前のことに集中しなさい。そうすれば道が開けるよ。」と、先人が、民衆に対して“方便になるであろう嘘”を意図的についたんだろう。もしくは、戦略を含んだ自然発生かもしれないが、それを知る術はない。・・・なーんて、久々に帰省した実家で、親の口癖を聞きながら思ったりしてみた。